makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

京都御苑内の3つの神社

京都の御所にお詣りしよう♪と思い立ったはいいけど、御所は神社と違うしなぁ。。。で、御所、御朱印って検索かけたら、御所内、っていうか御苑内に3つの神社があるという。。。

 

白雲神社宗像神社厳島神社の3社です。

 

地図で確認してみると。。。現在位地の出水口ってのが、京都御苑内の西南の一角で、道路を挟んだ護王神社からちょっと南に下ったところ。ちょっと南方の下立売御門が菅原院天満宮のお向かいになります。

対面の菅原院天満宮護王神社を経てから西に向かう。。。ホントは御所も寄りたかったんだけどそれはまた次回の機会にという事です。。

にしてもです。周りは結構車がビュンビュン走ってるのに、なんとも静かで贅沢な空間。この近くに住んでたら、毎日効率的にお散歩ができて、歩数(ポイント)もイロイロ稼げるだろうなぁ・・・などという打算的考えは置いておきましょう(^^;

 

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まずは、白雲神社です。

 

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地図を確認して、この角を曲がるのよね。。。赤い旗が私を呼びよせてくれました。

 

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神社さんの名称が書いてある石(社号標・門標石ともいうらしい)も入れなくちゃ♪

 

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狛犬さんと、鳥居のお名前(扁額・へんがくというらしい)も入れなくちゃ。立派な扁額ですこと♪

 

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京都御苑内に鎮座。旧西園寺家の鎮守社で、祭神は市杵島姫命、妙音弁財天とも称し、音楽の神様としても信仰されている。1224年(元仁1)、西園寺公経が北山殿(現在の金閣寺の地)造営の際に建立した妙音堂に由来するとされる。その後幾多の変転を経て、近古には赤八幡京極寺にもしばらく鎮座され、1769年(明和6)、西園寺邸の移転と共に現在地に移り再興、禁裏御祈祷所と定められ、また庶人の信仰も集めるようになった。明治になって西園寺家は東京へ移り、妙音堂は廃祀の危機に合うが地元有志の尽力により存続、1878年(明治11)、かつての鎮座地名をとり現社名に改められる。

 

西園寺家って言うのが琵琶を家職としていたらしいです。のちには家塾「立命館」をも開設されたんですってね。立派なおうちです。その西園寺家の「妙音堂」が「白雲神社」に改名されたってお話。

そして裏側に回れば石の中に人のお顔が見えるといわれる「御所のへそ石・薬師石」があります。

 

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上部前面の凸凹のあたりが人の顔に見えるとのことですが。。。よくわかりません(^^;

この石をなでて、自身の患部をさするとけがや病気の治療に効験があると伝えられているそうで。。。石をなでて、さて、私はどこをさする? 11月の健康診断に始まり高熱からの病院通いで、悪いとこだらけじゃんって、なぜか頭をさすった私。うん、神様でもどうしようもないんじゃない笑 おなかにしておきました。

 

 

続きましては宗像神社です。「しゅうぞう」?いえ、「むなかた」です。あ、エースに狙えのムナカタコーチね!いえ、それは「宗方」です。一人門前でつっこみあう。。。

 

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こういう言い方は、とても失礼だとは思うんですけどね。なんか、だいぶさびれた感が・・・

 

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主祭神宗像三女神である多紀理比売命(たぎりひめのみこと)・市岐嶋比売命(いちきしまひめのみこと)・多岐津比売命(たきつひめのみこと)。宗像三女神は「道主貴(みちぬしのむち」といい、これはすべての道を司る神の尊称である。道の神(交通・運送の神)、また海の神(出産、生産、産業・文化の神)として信仰されている。

北家藤原氏の祖、藤原冬嗣が795年(延暦14)桓武天皇の許しを得て、平安京の東西両市の守護神として福岡県の宗像神社を勧請したのが創祀とされ、その後冬嗣の自邸小一条第に移したと伝えられる。小一条第は花山院家が相続したことから同家が別当となる。東京遷都にともない公家町は御苑になされ、邸内社が府社となった。御神木の楠は樹齢600年とも800年とも言われる。

 

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その楠関連が飾ってある(?)のですが、前の神社の面影強く、あら、ここにも猪!なんて思ったのは、勘違い(^^;

 

平安の御代、清和天皇のご誕生の地であり、その後も歴代皇族の御尊信も篤いそうな。。。さびれてるなんて大変申し訳ない。

社内には、こんなものもありまして

 

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京都観光神社。春と秋には例祭があり、神楽舞やヴァイオリン、フルート、津軽三味線などのミニコンサートなども奉納されるって!?

 

いやはや、私の感性って、ちょっとずれてるので、ホント、ごめんなさい<m(__)m>

 

 

そして最後は厳島神社

 

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この神社の周り一体、九條池やら、高倉橋やら拾翠亭やらが工事中でございまして。。。ここは入っていいのかしら??って感じで奥に進むとお社がありました。

 

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平清盛が母祇園女御のため厳島神社の神を祀ったのが始まり。祇園女御も祀る。池と傍らの拾翠亭はもと九条家のもので、この社は同家の鎮守社だった。社前の石鳥居は笠木が唐破風で京都三珍鳥居の一つ。

 

広島の厳島神社を今の神戸市兵庫区に社を設けて神様を勧請したんですって!それがこの地へ遷座、九條邸に属したことにより自ら同家の鎮守となったそうな。

京都御苑には、さすがに、旧○○邸ってのがたくさんあるんだね。

 

そうそう、こちらの鳥居がめずらしい唐破風で、重要美術品なんですって!

鳥居の横棒の上側の形が変わってるでしょ!この形が唐破風っていそうな。。。

京都三珍鳥居の一つで、あとは右京区太秦蚕ノ社(かいこのやしろ)、「三柱(みはしら)鳥居」と北野天満宮の摂社、伴氏社(ともうじしゃ)の「伴氏(ともうじ)鳥居」だそうな。来年こそ!梅の季節に行きたい北野天満宮の時、忘れずチェックすべし!!

 

 

無事に3社をお詣りできました。てくてく歩く事40分くらいでした。

そしていただいた御朱印がこちら

 

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白雲神社さん。厳島神社は、1日と15日しか社務所が開かないって知ってました。この二日以外は、菅原院天満宮でかわりにいただける・・・と情報は持っていたのですが。。。お詣りする前、さらに本日1件目で、よその違うのもくださいって言いだせなくて。。。(T_T) そして宗像神社は呼び鈴を鳴らすも、そもそもカーテンしまってたし、応答はなし。。。そんなだから、さびれてる感を感じてしまったのか(^^;

 

あ、余談なんですけどね、この白雲神社さん。先に赤のハンコを二つポンポンっておしてから墨字を書かれたんですけどね、ハンコ推した瞬間、え?どうしよう(失敗してしまった)汗 って表情をされるわけですよ。。。。うん、たしかに角印もびわの柄も、中途半端にかすれてる。。。でも私は、そのまま素知らぬふりで、社殿などを眺めていました。。。やり直してくださいとかって、まさか言えないじゃないですか!!笑

まぁ、それも思い出のひとつということです。

白雲神社 京都市上京区京都御苑内 地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車、徒歩9分

宗像神社 京都市上京区京都御苑9 地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車、徒歩5分
                        市バス「烏丸丸太町」下車、徒歩5分

厳島神社 京都市上京区京都御苑内6 地下鉄「丸太町」駅下車、徒歩約5分
                         市バス「烏丸丸太町」下車、徒歩約5分