makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

全国約1万2千社の天満宮・天神社の総本社「北野天満宮」にお参りしてきた

3月3日ひな祭り。京都に行ってきた。去年あたりから何度も京都に足は混んでるけど、やっぱり梅の季節に来たかったから。。。

菅原道真公を祀る天神社の総本社「北野天満宮

菅公聖蹟二十五拝シリーズでは最終地、第25番。双六ですから、あがりだ!!って言っても私的には9か所目、まだ先は長い。。。

菅原道真公といえば梅。天神さんの社紋も梅だし。。。でもまだ、ちょっと早そうなんだよなと言いながら、タイミングがあったので。行ってきた。

一の鳥居の横には、梅苑花の庭公開の梅色ののぼりがはためいて。。。テンションアップ⤴⤴

でも待って!道路を挟まないと鳥居の写真が取れないっていうのは京都あるあるだと思ってたけど、なんとこの前は、タクシーのロータリーというかまちあい場になってるという!?ちょっと残念だわぁ。。。といいながら、危険を顧みず、横切る私汗

 

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前回2013年に来た時には、このショット押さえられてません!(笑) 9年の年月が、すっかり私を怖いものなしのおばさん化させたか!?汗

 

あれ?扁額が新しくなってる!! 平成26年に修復されて「閑院宮載仁親王(かんいんのみやことひとしんのう)による文字が美しくよみがえりました」とあります。いやいや、きらきら加減も全然違うよ! 平成26年は2014年。逆に、前回おさえた古い扁額が貴重かな笑

 

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そして一の鳥居を守るこちらの狛犬さんは、とっても大きく凛々しいのですが、なんか後ろの木々に紛れてしまった。。。

 

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狛犬さんもさることながら、道真公と言えばお牛さま。

道真公が丑年生まれであること、また、道真公が大宰府でなくなり、御遺骸を運んでる時に、それを引いてる牛が座り込んで動かなくなってしまったから、やむなくその近くの安楽寺に埋葬したという故事から、お牛さまは天神さまのお使いとされているんですよね。

 

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角が立派な左側の子に魅入られて、右側に行くと。。あれ、こっちにはちっちゃい子がいるよ!!な~んて、すでにもうテンションマックスな私です。

 

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そして楼門

 

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「文道太祖 風月本主」の文字が掲げられています。道真公をたたえた言葉だそう。

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手水舎

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…は、最近はやりの花手水。まだ咲き始めの梅とたくさんのピンクに囲まれて、お牛さま、超キュートです(^^)


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そしてこちらはいい感じに咲いた梅の元のお牛さま。 もうお牛さまの大パレードです(^^)

 

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で、この素敵なフォトスポットよりも先に私の目を引いたのが、真っ白な狛犬さん!

 

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宝物殿を守ってるの?手水舎の奥になんだかひっそりといたんだけど、一気に人並みから外れて、引き寄せられていきました。最初、右側の阿像しか見当えなくて、ひっそりとしたなか、吽像を探して、さらに人気のない奥で、ちゃんと合う事が出来ました。

北野天満宮。たくさんの刀があるんだってね。刀剣乱舞?鬼切丸?私にはよくわからない世界ですが、ちょっとコスプレ気味のお姉さま方達が、たくさん中に吸い込まれて言ってましたけど、今回私は、辞退です。。。先が長いです!!

 

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全体的にはまだ早い梅模様だけど、咲いてるところは咲いてるのです!

 

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そしていよいよ三光門(重要文化財

「夜空の北極星をいただく伝説の門」だそうです。日、月、星、の三光。けど、七不思議のひとつ、星がない、星欠けの三光門。

ただ私、色鮮やかな彫刻、日も月も、目視できませんでした( ;∀;)

 

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三光を守る狛犬さんは、これまたちょっと、ひょうきんなお姿!?

梅まみれになってるのが、いい感じです!

 

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そしていよいよ、やっと到着の社殿は国宝

 

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知ってます?天神さんの七不思議のうちの一つ。

座り込んで動かなくなったという上にも書いた伝説から、お牛さまは、伏しているんですけど、ここに、その例に漏れるお牛さまがいるらしい。。。

 

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拝殿の欄干に彫られているのは。。。わかりますか?梅紋の上です。。。

 

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そう、こちらのお牛さまはなぜか立ったお姿なんですよ~~~!!!前回2013年に来た時には、抑えられてなかったこのお姿。今回は忘れずちゃんと押さえました!

 

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むかって左側の梅は、飛梅

左遷されて大宰府の道真公の元まで飛んで行ったと云われる「飛梅伝説」の原種。なんですって!

3月3日。まだほとんど花開いてませんが、年々枝は細り、花の数も減り、花の色は褪せていってるそうで。。。でも、後世に伝えるべく、この原木から組織培養(?)に挑戦。翌4日のニュースでそれに成功して世界初、花が咲いた!とやってました。へぇ・・・

 

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ではお馴染みの。。。飛梅越しのご本殿です(^^)

 

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最初に参拝したときは曇り空だったのが、約1時間後、青空になりました!

 

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本殿に向かって左手側に進みます。。。

 

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これまた立派な門ですが、名前はないのかな??

 

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そして本殿の裏側にまわれば、御后三柱(ごこうのみはしら)。

道真公の御神座と背中合わせの形で北向きにお祀りされている御神座です。

御祭神は、道真公の御先祖様の天穂日命(あまのほひのみこと・天照大御神の子)とおじい様の菅原清公卿、お父様の菅原是善卿の三柱です。

本殿と合わせて、お詣りしてくださいね~って言うのを実行しました。前回の忘れ物の改修はこれで、完璧かな(笑)

 

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こちらは、牛社、一願成就のお牛さまがいらっしゃる。

都の守護を司った乾(北西)にたつ北野天満宮の境内のさらに乾にあることから特に神聖な場所なんだそう。真っ赤な鳥居の列にお稲荷さんかと思ったらお牛さまがいらして。。

 

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一願成就のお牛さま、なんですって! この一帯、ものすごい絵馬の数にびっくり!

 

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摂社、地主社

これまた七不思議のひとつ。楼門から入った参道の正面にそびえたつ本殿。。。という良くある光景が、こちらはその正面には地主社がある。。。

もともとこの地に地主神社があっり、のちに菅原道真公をおまつりする社殿を立てたという歴史的理由から、本殿が地主社の正面をさけて建てられた筋違いの本殿。という不思議なんだそうな。。。

境内最も古い神社 御祭神は、天地すべての神々「天神地祇

 

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欄干にはお花があり、桃があり、ビワ(?)がある。。。

 

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さらにその奥に進めば「文子天満宮

 

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楼門からまっすぐ進んだ先に北門があるのですが、その脇の狛犬さんが、立ってる!!

 

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さらに回って東門。

 

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風流に、御着物をお召しになった方が。。。やはり絵になりますなぁ。。。

 

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東門から入った手水舎はお花に彩られることなくシンプルでした。。。

梅苑とかが、西側にあるから、実際この東の一帯は、人影少なく。。。

このあたりに、おいしいカステラ屋さんがあるという!?私勘違いしてて、一生懸命南側で探してて、もうお店なかったよ~。って教えてくれた人に言ったら、全然違うところをさまよってたらしい。。。ちゃんと、近くには行ったのにね(^^;

 

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そっか。。本殿の前、西側に飛梅があて、東側に松があった。だから境内東はそれに合わせて松なのね。。。。っていいながら、梅も咲いてるけど(笑)

 

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石灯籠も、天満宮仕様。

 

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それで、思い出した!(っていいながら、実はすでに楼門をくぐって帰る気満々だったのに、ここにお参りするのを忘れたことに気付き戻ってきた)

これまた七不思議のひとつ。大黒天の燈籠

石燈籠の台座に刻まれる大黒様。そのお口に小石を乗せる事ができたなら、その石を財布に入れて祈るとお金に困らないとか!?数分間、格闘しましたが、無理でした。でも、お賽銭入れて、お金に困らないようにとお祈りはしておきました(^^)v

 

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そしてこちらに向かう際、本殿を右側方向に進んだわけなんですけどね、立派な燈籠に感激ですよ!わかります??ぶら下がってる支柱(?)みたいなのが、龍なんですよ!!!!

 

 

そして、この梅紋の扉は何処にあったのか。。。梅園の中だったような気もするし、東の辺りだったような気もするし。。。不明。でも、おもいっきりテンションは上がった記憶がある。。

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さて、梅苑。外からのぞいた感じじゃまだまだなんだよな~。。。でも、わざわざこの時期に来たんだから。。。入場料が1000円ですか!?う~ん、やっぱでも入ろう!

 

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入ったらすぐ右側にに庭園みたいなのがあってね。。。まだやっぱそんなに梅は咲いてないわけですよ。。。残念だわ~。あ、こんなところにも鳥居があるよ!と駆け寄ってみるが。。。

 

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ん?この紫白の幕向こう側に、私は行きたいんですけど(^^; うろうろするも幕の切れ目が見つからず、かなり動揺する私。どうやったらこの鳥居の奥にお参りできるかとうろうろしてみたら。。。

 

「雪月花の三庭苑」の「花」に当たる「花の庭」に到着! 

ちなみに雪月花、雪は妙満寺月は清水寺だそう。。。妙満寺の庭より比叡の雪を眺め、清水寺に立ち東山を背景に月を観、北野の神域で梅花を愛でる。んだそうです。

 

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ちなみにここの片隅で抹茶が頂けます。コロナ禍、ポットから紙コップに自分で注ぐスタイル?入口でもらったお茶菓子は持ち帰りでお願いします!って言われたし、なんだかいろいろ先を急ぐ気持ちがあったから、今回御抹茶は辞退。。。

 

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高台から見渡せるんですが。。。やっぱ、まだ早い汗

 

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梅苑ごしの本殿!とかって、どっちも生きてない(^^;

ねぇねぇ、さっきの神社は何処からお詣りするの!?さらに奥へ進むとここがその場所です!ってさっきから、やたら出てくる「御土居

 

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はいはい。あの水の流れがそうなのね。。。で、その反対側を見ると、さっきの鳥居と紫白幕の内側は、梅苑からではなく、本殿の方から参拝することが判明。。。

 

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それがわかったので、とりあえず、こっちがわの下まで降りて境界を感じる事にすると、そこにかかる、美しい橋が。

 

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鶯橋。命名は文字通り季節にはこの辺りを鶯が囀ることに由来する。そのむかし、現在より少し上流に架けられていたのが、昭和10年の豪雨で流失、その親柱のみが現在の場所辺りに流れ着いていた。そして平成19年、史跡御土居の紅葉苑開演に際し、木製太鼓橋として再建された。とのこと。

 

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そっか。。。。ここは、紅葉の季節に来るべきなのね。。。ちなみにこちらは、梅園内に鳥居だけあった摂社にお参りするために、本殿の方から回ってきたときに発見。なんかね、立ち入り禁止ってか、あちこちに、仕切りがあって、行き来するのがちょっと不便かなぁ。。。なんて、思ったりして。。。

 

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そして、やっと到着した梅園から鳥居だけで、お詣りが出来なかった末社群。

梅に気をとられて、記憶が定かでないのだけれども。。。真ん中。。。かなとおもってたんだけど。。。

 

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扁額が3つあるから、右端になるのか??

 

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豊国(とよくに)神社 豊臣秀吉公、開運・立身出世の神

一夜松(いちやま)社 一夜千松の霊、延命長寿の神

野見宿祢(のみのすくね)神社 野見宿祢、武芸・スポーツ上達

 

豊国神社は、大阪城にもあるよね~。立派な秀吉公の立像でお馴染み。。。出世とかはいいけど、岸谷五朗さんが演じた秀吉が大好きなので。。。

一夜千松の霊ってのは、天満宮創建に先立ち、「私の魂を祭るべき地には一夜にして千本の松を生じさせる」という道真公のお告げによって、この一帯に映えた松に宿る神霊なんだって。。。

 

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さらに奥に進むと、こちらが真ん中のお社。

一之保(いちのほ)神社 菅原大神、学徳成就

奇御魂(くしみたま)神社 道真公の奇御魂、文芸、歌道上達の神

 

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奇御魂とは、さまざまな不思議や奇跡をよびおこす特別な力を持った神霊の事。ですって!

 

一番奥(?)にあるのが、稲荷神社

 

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その昔、この付近に大火があった際、この神社の手前で火の手がぴたりと止まったという伝えによって「火除け稲荷」って呼ばれてるんですって!

 

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お狐様を仰ぎ見て。。。

そして、梅園との境の幕ぎりぎりに位置する鳥居越しの写真が欲しい。。。頑張ったけど、これが限界(^^;

 

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帰り際にかわったタイプのお牛さま。石の具合が。。。なんかすごいです!

 

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最後のお詣りになってしまいましたが、道真公の母君を祭る伴氏(ともうじ)社

なんか木の実がいっぱいなってるんですが。。。金柑!?いや、季節がちがう。。

 

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温かい愛情と厳しいまなざしをもって菅公を優秀な青年官吏に育て上げられた母君を祀るこの神社は、わが子の健やかな成長と大成を願うお母様方の熱い信仰を集めてるんですって!

 

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これにて無事に、参拝終了(^^) 御朱印は、本殿をお詣りしてすぐに頂いたのですが、結構地味!?(^^;

梅苑の時期限定の和歌版と、今年の干支虎版もいただきました。

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こちらの虎版、見開きの大判です!ちょっとカッコよすぎます!!

 


そして、虎版には、フエルト式の、御朱印を頂いた際に墨や朱がうつらないように抑えるもの。。。が付いてきました。まぁ、今宝物殿も開いてて、鬼切丸版とかもありまして、それとおそろい。。。宝物殿行かなかったので、なんかこれだけ浮いちゃいますか(^^;

 

所在地 : 〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所

アクセス : JR京都駅より市バス50・101系統 北野天満宮前下車すぐ