makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

第23番「太宰府天満宮」は見所盛沢山!!

菅公聖蹟二十五拝シリーズ第23番、太宰府天満宮へ行ってきた。15か所目である!!

こちらは、3度目くらいになるのだけれど、ほとんど記憶になくて。。。本殿にお詣りするまでに見所多すぎて。。。ちょっと大変でした笑

だからまず、本殿の様子を。朝9時の開門時間に合わせてお詣りしたので、まだ人もまばら。。早起きは三文の徳っていう事でしょうかね。。。ホテルを出たときには降っていた雨も、無事に上がったのも、よかったです。

 

太宰府天満宮は、菅原の道真公の御墓所の上にご社殿を造営し、その御御霊を永久にお祀りしている神社です。「学問・至誠・厄除けの神様」として、日本全国はもとより広く世のご崇敬を集め、年間に約1000万人の参拝者が訪れています。

 

 

さてさて、入り口に戻りましょう。社号標も立派ですね。鳥居の右側には案内所があります。境内の地図やらいただいて、いざ参拝です!

 

 

まず出迎えてくれたのは、お牛様

京都に生まれた道真公は才覚を発揮、学者ながら出世しましたが、無実の罪で大宰府に左遷されます。(詳しくは愛媛の滝宮天満宮の記事にあります)

帰京の願いむなしく、大宰府で生涯を終えられます。

門弟が牛車に乗せて亡骸を運びますが、牛が伏して動かなくなり、これは道真公の御心によるものと、その地に埋葬されることとなりました。

道真公が丑年生まれであることもあって、天神様には伏したお牛様がどこにでも!

 

 

石鳥居(県指定文化財

今からおよそ700年前、南北朝時代に建立されたと推定され、九州では最古とされている。

 

 

 

太鼓橋

太鼓橋直橋の三つの神橋は、仏教思想にいう過去・現在・未来の三世一念の相をあらわっしたものだそう。。。

 

過去

(先に見える平たいの?)現在

未来

 

過去と現在、現在路未来の間には末社の今王社と志賀社(国指定重要文化財)がありますが、帰りに寄ります。先に本殿にお詣りしてきますね~!って言いながら。。。

 

 

いよいよです!

 

 

楼門です!太鼓橋側と本殿側で形状が違う珍しいタイプという事ですが。。。

 

 

上が太鼓橋側、下が本殿側。下の屋根のあたりが違うってことですよね??(?)

 

 

って、楼門をくぐる前にも、たくさんの見所がありまして。。。

 

手水舎は、霊峰宝満山より切り出された巨大な1枚岩でつく割られているそうです。

 

 

そして!これは麒麟じゃないかい??「徳をもって世を治める王者の象徴」!個人的には某メーカーさんの飲物が好みだっていうことでテンションupですが、「善政や誠心を貫かれた道真公の生涯とっ重ね合わせられ、奉納された」ものらしいです。

そしてその麒麟の横にあるのは、鶯像!うそどりちゃんね。愛媛の滝宮天満宮で初めて存在を知ったのに、画像が全消去されたあなたとまたここで巡り合えるなんて!

「人々が知らず知らずのうちについた嘘や罪穢れを、誠に替え幸せを運んでくれると信じられている天神様の守り鳥」。県の文化財に指定されてるんですって!

 

 

手水舎の奥に角やらがちらちらと見えてましたがおぉ鹿がいる?あら、2匹。それも、梅のご紋と一緒にいますかぁ!!

すっかり、変なテンションになってます。。。

 

 

そしてこちらにもお牛様。御神牛というらしい。

道真公の遺言に「遺骸を牛車に乗せて人にひかせず、牛の赴くところにとどめよ」とあったというのは、初耳でした。。

 

 

楼門を守る狛犬さん。

 

 

そして、やっとご本殿です。国の重要文化財に指定されてます。

延喜5年(905)に祠廟がたてられ、同19年(919)、第五玄翁の勅命を受け社殿を造営。

その後、兵火などにより数度焼失するが、5年かけて造営、大正19年(1591)に竣工したのが現在の御本殿。五間社流造(ごけんしゃながれづくり)で檜皮葺の屋根を備え、築400年以上を経過した現在でも桃山時代の豪壮華麗な様式を見事に伝えています。

 

 

愛嬌のある狛犬さんは、どこにいたんだっけ?大きな玉に足をのっけてるのがまたいい!

 

 

そして本殿を守る狛犬さんは、白い! ちょっと黒目が・・・何とも言えない(^^;

 

 

このお牛さまは、本殿から退出する際にお顔が見える風に設置してありました。。

 

 

檜皮葺の屋根も年月を重ねとっても渋く、こちらも色鮮やかとまでは言えないけれど、豪華ですよ~!

 

 

こちらは裏側。京都の北野天満宮では、道真公と背中合わせにに父上や祖父が祀られる御后三柱という案内がありました。。。こちらはどうかわかりませんが。。。

 

 

扉の梅紋、柱の金具(?)にも梅紋。テンション上がるんですよね~( *´艸`)

 

 

そしてそちらと向かい合わせに、老松社福部社があります。

 

 

老松(おいまつ)社が道真公の父君是善卿と母君伴氏。福部社には道真公恩師の島田忠臣公が祀られています。

 

 

遠く大宰府の地で生涯を終えることになったけど、今も皆に愛され、見守られ、よかったね~。。。(若干上から目線ですが汗)しみじみと思う私なのでした。



 

こちらは裏手のお庭、天神の杜にあったくすの木千年の歌碑。お牛様がいたのでついつい📷

荻原井泉水氏がよんだ歌。「くすの木千年 さらに 今年の若葉なり」

 

野見宿祢(のみのすくねひ)

菅原道真公の祖先にあたる野見宿祢。わが国における相撲の祖神とされる。

住吉神社には力士像があったし、九州ってお相撲さんなんですかね。。

うちの母がお相撲好きなので📷。。。。笑

 

 

松竹梅が刻まれたこの石は、江戸時代に若衆が力自慢をした者なんですって!手形とかがあるのかと思ったら!

 

 

こうして無事に参拝をおえ、さぁいざ、山登って天開稲荷社へ!と思えば「東風吹けば」の歌碑があるて!?(^^; 大事なものを見逃してることに気づく。。。入り口の方だから。。。帰り、寄れればいいなと。。。

 

 

はい、ちゃんと戻ってきましたよ~。でもね、この記事書いてて分かったんですが、最初のお牛様の写真の奥に、存在ありました(^^;

 

東風吹かばにほひおこせよ梅の花

        あるじなしとて春奈忘れぞ

 

大宰府に向かい京都を出発する際に、梅に向かって惜別の思いを読んだ有名な歌。

 

 

公を慕って一夜のうちに今日より大宰府まで飛来した御神木飛梅の由来ですよ!!

 

 

そうこうしてたら帰り道、「浮殿」にも寄れました。

ご社殿をめぐらす水面に建物の姿が映ることから名づけられてるそうですが。。。水はありません!?

秋のお祭りの時に、おみこしが本殿に戻る時間までここで一旦お休みになるんですって!

 

 

車止めはあったけど、人が通る余地はあったから、近くまでお詣りしてよかったのよね?おみこしが一旦休むところだから、今は、神様いらしゃらない・・・のよね・・

 

 

こんなところにも、末社が!厳島社、市杵島姫命は弁天様?よね??

 

 

御朱印いただきました。初穂料は500円。梅紋の中に字が書いてあります!!

 



住所 〒818-0117福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号

アクセス 西鉄電車太宰府駅より徒歩5分程度