makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

加茂別雷神社(上賀茂神社)をお詣りしてきた。

賀茂神社には以前にも行ったことあって、2019年に再訪問した。


その時、上下でおまいりしたかったけど、時間的余裕がなくて上賀茂神社にはお参りしてなくて。。。

で、九州初上陸の際筑前國一之宮(ある地域の中で最も社格の高い神社)の住吉神社を参った際に、一宮シリーズを調べたら、上下あわせて山城国一宮ということで。。。早くいかなくちゃ汗。。。ってやっと訪問がかないました。。。

行ったことないって思ったたんだけどね、バス降りて、ロータリーのほうからこっちに来た時。。。あれ。。。私ここ、大学の時に友人たちと来たことある!って思った(^^;

私の記憶、どうかしてるぜ。。。

 

上賀茂神社、正式名称(?)は加茂別雷(かもわけいかづち)神社。というらしい。

賀茂神社は加茂御祖(かもみおや)神社だったことは、覚えてますか??こちらの父母神を祀ってるから御祖なんでしたよね(^^)。。。って忘れてた!?

 

なにはともあれ、この工事中はなに??と思いながら、先に進みます。


 

こちら、一の鳥居 そうそう、この感じ、めっちゃ、思い出した(^^)

 

 

ここを通り抜けると、すごい広場になっておりまして。。。

こちら斎王桜葵祭で有名な斎王が愛でられた桜とのこと。桜の季節に来るべきですか。。。さぞ、立派なことでしょう。。。。

 

 

神馬舎 

あれ?お馬さん、いない??と思ったら、日曜祝日とおおきいお祀りがある日の9時半~15時に出社していますとのこと。。。きれいな白馬みたいなんですけどね。。。残念!

 

 

二の鳥居をくぐると、上賀茂神社といえば!の光景が。。。

 

 

立砂ってやつです。今回、特別参拝で神職さんにお話を聞きました。

加茂別雷狼がごこうりんされたといわれる神山(こうやま)の形を模して造られた。

左側は陽を表し、松の葉は三本。右側は陰を表し、松の葉は二本。

 

 

往きはそんなこと全然知らなくて、うわあ~♬って通り過ぎたけど、帰りにちゃんと確認を。。。。(松の葉の本数が)確かにそうなってたけれど。。。写真では確認できないか(^^;

 

 

手水舎 シンプルです。

 

 

…と近づくと、うさぎのお雛様?八咫烏みくじ、馬みくじ、加茂なすみくじ、神馬みくじが勢ぞろい!

 


一の鳥居から、随分遠かったけれど。。。やってきました楼門です。

 

 

ここにも、かわいいのがいますよ!?

竹細工みくじアートとして奉納されたものでどうやらこちらにおみくじを結ぶ??神馬の手前にいるうさぎは、「うさぴー」というらしい。。

 

 

朱色のきれいな橋は「玉橋」渡れないようロープは張ってあるので帰りにぐるりと回ってみました(^^)

 

 

楼門からは、すぐに中門があります。こちらからお詣り。。。なんか左手に靴箱とかあって、入れる??とおもったら、こちらから特別参拝ができるようで。。。初穂料500円ということですが、せっかくなので中まで入りたい!!ってことで、あがって、順番を待ちました。

 

 

目をひきつけられたのが、この像。右側が「獅子」、左側が「狛犬

この後聞いた説明によれば、こちらは、本殿にあって、式年遷宮で権殿に移り(本殿前を新調、本殿前のを権殿に、権殿にあったのを、こちらに移してきた。とか・・・

 

右側が「獅子」またの名を唐獅子。丸々と太ったお腹はライオンを思わせる。中国大陸より伝わったものと言われ、国宝の本殿・権殿ともに向かって右側に置かれ、物事の始まり「阿」を現す口を開けた相である。

左側が「狛犬」高麗犬とも書き煤に比べ肋(あばら)がっ見えている。朝鮮半島より伝わったといわれ、国宝本殿・権殿共に向かって左側に置かれ物事の帰着「呍」を現す口を閉じた相である。共に1つの事をする時など相互の微妙な調子や気持ちを指す「阿吽の呼吸」の語源と言われている。

 

この後、中庭の、権殿の前で、説明を受けました。右側に本殿、左側に権殿(ごんでん)。神様は本殿に祀られているが、本殿の修復とかが必要な際に仮住まいするのが権殿。まったく同じに作られている。とのことです。

 

「屋根は檜皮葺(ひわだぶき)による扠首切妻流造」説明をちゃんと聞いたんですけどね、忘れちゃって。。。。ってか、参加者が私一人で神職さんとマンツーマンで汗

難しい名前は忘れちゃったけど、檜の皮ってのと、流れるっていうのは覚えてた。のちのち園内を散策中にちゃんと記憶にとどめる努力はしてる!

檜皮葺の模型があった。

 

 

で、流造ってのは、全国たくさんあるうちの6割くらいがそうなってて、正面からじゃぁわかりませんが、横から見るとこんな感じ(中庭にある摂社の杉尾神社をみながら)に前の屋根が長いんですね。。。。と説明もらって、へぇ。。。の連発である。

中門の中は撮影禁止だったので、外にある、これまた本殿の模型を写真にとってみた。

いやぁ~。とても勉強になった。特別参拝、素敵✨。あと高倉殿の宝物も見せていただきました。本殿で使っていた食器とか。あれやこれや。。。

 

 

そうそう、中庭に入る前に獅子と狛犬のあったお部屋で、いわれも聞きましたよ。

賀茂神社のページで書いてるご由緒を、絵と共に説明していただきました。

太古、この地を占有していた加茂氏が創始した我が国最古の神社の一つである。

祭神として加茂建角見命と玉依姫命を祀る。

玉依姫命は加茂氏の祖神加茂建見命の子で、瀬見の小川(鴨川の川上)から流れてきた丹塗りの矢によって身ごもり、別雷神を生んだという。

加茂御親神と呼ぶのはこのためである。

からの

別雷神のお披露目の宴会の時に、母が父は誰だと問うと、子は天をさし、間もなく天に昇った。それを悲しむ母の夢枕に現れ、我に再び会いたければ、葵を飾って祭りをしなさい。といい、その通りにすると、成人の姿となって、神山に降り立った。それがご祭神の加茂別雷神(かもわけいかづちのおおかみ)である。

と、確かそんな感じです。

で、神山がこちら。

 

 

西鳥居をぬけて社務所の前の道を北にのぞんで奥に見えるお山。こちらに降り立ったそうですよ~。

 

あ、西鳥居はこちらです。実は、ここを通り抜けたのに、あやうく神山を見ることなく、次に進もうとした私。。。よかったよかった(^^)

 

 

ちなみに、権殿、仮住まい、摂社や末社、すべてのお社に建てることができない代わりに、こんなふうにしてるそうで。。。(名前、わすれた)

お社になにかあったときに移ってもらうところを囲ってある。。。

中庭でほら、ちょっと遠くてかくれてるんですけど、あれです。ロープで囲ったのがみえるでしょ?? そう説明されて、おぼろげに確認後、中門から外に出た後、あちこちにあったのを確認、きっとこれの事だと(勝手に)確信!?ww

 


いろいろとお勉強になりました。そして、神職さんの説明によると上賀茂神社のなかにはものすごくたくさんのお社があるそうで、(数は忘れたけど確かにめっちゃ多かった)せっかくだからといろいろ回った。それは別の記事にしようかな。。。

 

御朱印は直書きでいただきました。初穂料300円。山城国一宮と二葉葵。達筆ですなぁ。。

ご神紋の「二葉葵」は「あふひ」と読まれ「ひ」が表す「心霊」と「逢う」ということを意味する神と人々を結び透ける神聖な植物だそう。

徳川家は「三葉葵」ということで、ご縁があった・・・・ということも話されていた気がする。。。

 

 住所 〒603-8047 京都市北区上賀茂本山339番地

 アクセス 京都市バス4系統上賀茂神社前(京都駅寄り約50分)