櫻井神社の楼門を見上げたその背に、鳥居がある。とりあえず、楼門をくぐった本殿にお詣りするのが順序であろう。。。
そうして、社務所で御朱印が2種あり、「大神宮」へは楼門を出て。。。と案内いただいた。
櫻井大神宮である。
パンフレットには「伊勢両宮の神様を祀り・清らかな幽玄の社」とある。
いざ、行かん!!
迎えてくれるのは御鳥居
伊勢神宮の平成25年第62回式年遷宮の折に、外宮板垣北御門の御鳥居が頒賜移建されたものとのこと。(移設竣工は平成27年)
お伊勢さん、もう20年前くらいに行ったきり。また行かねば。。。
階段を昇ればすぐにつくのかと思いきや。。。新緑うつくしき静かな山道が続きます。
右手奥のほうに見えてきましたよ。。。パンフレットには徒歩約5分って書かれてますけど、そんなにはかかりません。。
こちらの鳥居は平成5年第61回伊勢神宮式年遷宮の際に佐美長神社一之御鳥居が頒賜されたとのこと。
この地に天照大御神を勧請すべき御神託があったので、国主忠之公は岩殿西南の地、光寿山の麓に神明造り茅葺の三殿を造営し、伊勢神宮の祠官橋本氏をして、伊勢両宮の御分身を奉祀させ寛永2年(1625)9月11日鎮座いただいた。内宮外宮を一宇に合祀されたので、両大神宮とも讃え、本殿の千木は向かって右が水平切りで、内宮(天照大御神)を表し、向かって左が垂直義理で外宮(豊受大御神)を現わした独特の建築様式である。
あんまりよくはわからないのですが、立派な茅葺だってことはわかります!
現社殿はなんと!!150余年を経たお社であるそうな。。。
手前の拝殿から失礼します。。。なんか、ものすごく、簡素な造りになってます?
茅葺って、こんなにも分厚いんだ!!とある種の感動を覚えております。。。
本殿です。
改めて、調べてみた。。千木(ちぎ)は屋根の上の突き出た木の事で、その切り口が右は水平、左が垂直になっているという事らしい。。。うん、確かに拡大してみるとそうなってる(・・・気がする)
そしてぐるりと背後から失礼します。。。。手前から本殿、中殿、拝殿となっております。。
こういう言い方をすれば大層罰当たりだとお叱りを受けそうですが、縄文時代(?)の高床式建築の見学に来たみたい!?(^^;
罰当たりながらも、ぴんと張り詰めたような清らかな空気に、身が引き締まった私です。
・・・と言いながら、戻る道すがらの石燈籠になにやら模様を発見!!
ピカチュウ??・・・・なわけない(^^;
櫻井神社の社務所でいただけます。初穂料は500円。櫻井神社のとセットで800円です。
さてさて、櫻井神社の本殿を囲むように境内社がありましたが、楼門の外側にもあります。
正面に櫻井猿田彦神社 導き・災い除けの神
その手前右側に 塞の神 看板には商いを活す神 パンフには病気・怪我を治す神とあります。
賽の河原ってイメージだけど。。。なんかね、石がいっぱい置いてあって、願い事をして1個持って帰るんだって。で、願いが叶ったら、その石ともう1個石を足して返すんだって。ちょっと返しには来れない(いつ来れるかわからない)から、ただお詣り。
でこちら、たくさんの猿田彦(昆古)大神の石があります。
翌日熊本で、同じくこの猿田彦大神の石(神様)、皆勤賞だったというのは何か理由が??ってことで調べてみたよ。
猿田彦大神・・・日向国へ下る神様の道案内をし、後に伊勢の五十鈴川のほとりに鎮座。鼻が非常に高く背が高く恐ろしい顔つきをしていたそうな。。。。イメージは天狗??