makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

「菊池神社」は別格官幣社、南北朝時代に戦った菊池氏を祀る

熊本にきて、初めての繁華街(?)を通り抜け(こういう言い方なんだけど、とにかく田舎道ばっかり走ってた・・・)、でも結局また山道を進んでいった先に「菊池神社」の看板を発見しました!

鳥居があったので、駐車場手前のほうに止めようと思ったのですが、ほかの人は奥のほうに止めてます。とりあえず進んでみたら、看板がありました。

そっか~。ここから参拝するんだ。さっきの鳥居は別ものなのね。。。いざ、行かん!!

 

 

若干、裏道感??でも、手水舎もあるし、入りましょう(^^)

 

 

先ほどの入り口から入ったら、左側に本殿が、そして右側にはもっと大きな入口がありました。。。ので、そこから、入りなおします!!とりあえず、ちょっとだけ、階段を下りてみた!

 

 

ご門の横には、熊本はどこに行ってもくまモン(^^)の看板。 で、右は麴智(きくち)城イメージキャラクターの「こうろくん」。

九州道植木からお宿に向かううちに「麹智城あちら☛」という看板を見かけ、朝食の関係で行く先変更を決めた際、せっかくだから。。。とググってみたけど、私が思うお城とは、ちょっとイメージが違うかった。。。で、割愛してたんだけど、先に行った松尾神社に、もう一度寄ってみるというときに、来た道とは違うちょっと変わった道をナビに案内され、結果的には横を通った。でもやはり、わざわざ寄ってみようとは思わなかったんだよなぁ。。。という余談を一つ。

 

 

改めまして、こちらは拝殿になるのかな。。。

いわゆる、菊池神社の看板を、私、一枚も見かけてない??ので、Wikipediaより。

南北朝時代南朝側で戦った菊池氏の3代を祭る。別格官弊社

別格官幣社とは、国家のために功績のあった人臣を祭神とする神社。今まで私が行ったところでは、楠木正成を祀った神戸の湊川神社織田信長を祀った京都の建勲神社。なるほど、そういうことね。。。で?菊池氏って??

 

菊池氏は後醍醐天皇の倒幕戦争に加わり、南北朝時代には九州における南朝の主柱として奮戦した。当時の菊池家当主である菊池武時(第12代)、武重(第13代)、武光(第15代)の父子を主祭神に祀る他、菊池氏の一族26柱を配祀する。

 

なるほど。。。近くの楠木正成公も知らなかったし、ましてや遠くの菊池氏なんて!!

拝殿の後ろの本殿は、三間社流造(下賀茂神社で習ったやつ!!)。棟に千木・鰹木(櫻井大神宮で調べたやつ!これは垂直だ!!)を置く。屋根は銅板葺。。。学習とは繰り返しである。。。いつも、ただ、かっこいいなぁ~って見てただけが、学習すると色々おもしろくもあります(^^)

 


拝殿の両脇には、ウサギ年の大絵馬と、竹細工(竹灯籠?)。昨日のお宿でも竹細工みました!このあたりの物産品(?)なんでしょうかね。。。

地元の高校生が奉納したみたいです。12代と15代のお名前。は彫りでなく手書きみたい??。。。っていうより、酒樽の方に目をとられる私。昨日いただいた地酒の名前、すっかり忘れちゃったけど「千代の園」っていうか、千代地区の地酒だった気がするなぁ。。。と熱心に考え込む私なのでした。。。

 

 

いただいた御朱印はこちら。桜の花の時期はすっかり終わってしまってましたが、御朱印についてるのは、うれしいですね。初穂料500円。

 

 

 

そして、広い境内。ほかにもたくさん見るところがありました(^^)

本殿向かって右隣りには 摂社の城山神社

御祭神は10代の菊池竹房公と戦国騒乱の時代に儒教を導入した菊池重朝公

こういう言い方も変だけど、社殿のわりに扁額が大きい。。。

 

 

そこから更に右手の方向に進めば馬に乗って武将の像が!

菊池武時公像

なるほど、さすがに私も、ここは菊池なにがしさんの神社だと気付くわけです。。。

 

続いて、赤い鳥居、以上に赤と白ののぼりが目立つのは

末社稲荷神社生目神社(堂殿二座)

 

 

入り口は本殿から右方面に進んで行って、そのまま進む形ですが、実際の社殿は左に折れた先。菊池神社、城山神社と同じ向き。つまるところ(多分)、雲上宮を背にしてるのかなぁ。。。なんて。。。(しらんけど汗)

 

 

昭和45年に鉄筋コンクリート造りの社殿に改築された際、2座が堂殿に奉祀されたそうな。

え??鉄筋コンクリート??でも、昭和45年といえば、そんな時代ですかね。。。ww

 

 

実際、ここまで探索してから菊池神社さんの御朱印をいただきに社務所に寄ったわけです。で、「特別御朱印」セットってのが案内してあって、説明を聞いたんですよね。うん、お詣りしてきましたよ!!って感じで。。。

城山神社が本殿向かって右側で、稲荷・生目神社がさらにその奥。で、雲上宮は、ここからちょっと先の山のほう。精忠については。。。聞かなかった(^^;

だから城山神社と稲荷・生目神社の御朱印いただきたいなぁ。。。って言いかけたら、バラではだめです。セットだけです。。。って言われて。。。

それはどうなん?って思ってしまった私はやっぱり罰当たりかなぁ!? おまけにやはり心のこりで、写真とかとってるし( ;∀;) だからあまり神様に近しくなれないのかなぁ。。。近しくなりたい心はいっぱいなんですよ!!笑

 


で、稲荷・生目神社をお参りした後、山の下に続く鳥居があったので、先に御朱印をいただいた後、降りてみよう。。。。って進んでみました!すごい自然がいっぱい。

 

 

行きついた先、最初の鳥居は、駐車場への入り口に進んだ時に目に入ったのがそうでした! そしてお隣にはもちろん。。。

 

 

扁額のついた、菊池神社鳥居です。⛩

駐車場に入るとき、ちょこっとここが見えたので入口はこっちだと思い、手前の方に車を止めようとしたんだけど。。。みなさん、奥の方に止めてらっしゃる。。。でそれにならって奥に進むと、最初の写真の看板があって。。。そっちに進むでしょ??下ってくる人もいてたしね。。。でも多分この赤鳥居の道があそこに通じるはず!?。。。って下ってきて、正解でした(^^)v 高校生の時の古文(?)の教材、「仁和寺にある法師」が大好きで、教訓にしてますから!!笑

 

あらためて、こちらの参道からも、お参り再び。。。です。

 

 

お稲荷さんの鳥居の中を通るんじゃなくてちょっと下を通る参道で、緑に、赤と白ののぼりが映えてます。稲荷・生目両社のお名前が見えるように。。。

 

 

そうして上ってゆくと、あらま、狛犬さんがいらっしゃいました!!新緑が反射したかと思うほどに、苔むした狛犬さん。

めずらしく、怖いお顔(牙向いてる!!)で、どうしたの??って話しかけちゃいました!!ww

 

 

そして、この旅でついに皆勤賞となった猿田彦大神も。。。さすがにここでは、気のせい(?)ではないと思い至りました。。。の割に、結局は帰ってきてから調べたのですが。。。

天孫の道案内のために来た国津神」、つまり「導きの神様」なんですね~。

神社の神様を道案内して一緒にお祀りされてる。ってことでOK?でも、今まであちこちお詣りしましたが、特に遭遇してない(気が付かなかっただけ?)のは、どうしてなんでしょうね~。日向国(宮崎)でお迎えして伊勢の五十鈴川のほとりに鎮座したって流れだから、今回お参りしたのがその通り道にあたった。ってことなのかしらね。。。と勝手に解釈する私なのでした(^^)b

 

 住 所  〒861-1331 熊本県菊池市隈府1257

 アクセス 九州自動車道植木インターより約25分

 

これにて、初めての熊本、お詣り旅、終了でございます。まだまだ何回か来れますように☆