第4番「吉祥院天満宮」と「吉祥院天女社」「弁財天社」
3月3日。京都で菅公聖蹟二十五拝を巡ろうの最終地は、京都駅から電車で一駅戻った西大路駅から、徒歩約20程のところにありました。
この鳥居の右側が、幼稚園(保育園?)で、左側が公園で、最初、ここで合ってる感が満載。
なるべく見切れるように写真撮影しましたが、キティちゃんがいるのはそんな訳笑
おまけに、記事では前後してますが、こちらより手前に「吉祥院天女社」が先にでんとあるのです。。。
気を取り直して。。。
まずはお牛さま。両側に狛犬さんのようにいらっしゃるのは今までにないパターン?
そして、本殿前にキティちゃんならぬ、なにかのキャラが!?
吉祥院で勉学に励まれた天神様、御幼少のお姿キャラ。だそうです。(^^)
「菅公御誕生の地」という碑と「産湯の井」跡があります。
菅原院天満宮でも井戸みたし、菅大臣神社でも井戸こそみれなかったけど、その説明見た。。。果たして道真公の産湯は何回??"(-""-)"なんて難しいことを考えてはいけないのです。。。
気を取り直して、狛犬さんは、めっちゃ愛嬌あるお顔ですこと。
ちなみにこの御幼少のお姿は、お守りにもなってたりしますよ~( *´艸`)
で、お詣りする前から、めっちゃ目を引いたこの黄金の牛。
お腹の中をくぐれるらしい!?人気がないのをいいことに、もちろん、ずりずりと潜り抜けました。大人でも、若干ふっくらぎみの私でも、無事潜り抜ける事が出来ました!これで今年の健康は、間違いない!?(^^)v
こうして一通り、天満宮を巡った後、また入口の方に戻りました。「吉祥院天女社」
道真公の祖父清公卿が遣唐使として唐に向かう途中、海上にわかに防風起り船が転覆しかけた時、同船していた僧最澄と共に吉祥天女に平安を祈ったところ、天女たちまち空中に現れ風雨静まって無事施設の任を果たした。この感激と喜びを胸に帰朝後吉祥院天女の尊像を自ら刻まれ、庭上に一堂を建立して安置し、伝教大師にはかって開眼供養が行われた。ここを吉祥院と号して国家鎮護の祈願所、菅家守護の本尊とされた。
ご幼少のお姿に対すると、こちらは。。。天女??いや、今年は寅年か!?
天女社のお守りは、みるからに天女様のお姿をしておりましたよ(笑) 余談ですが、ハローキティの鈴の祓いをさずけるという(キティ)巫女御守なんてのもありました。
敷地、西南側の鳥居のところには、梅が綺麗に咲いてました!本日一番の咲き具合です(^^)
…テンション上がって、桜の撮影をしてたら、その後方で、立派に枝を広げる梅の木を発見! こちらはまだ全然でしたけど、立派な枝ぶりに引き寄せられました(^^)
・・・ら、また鳥居。とお堂が??
のぞき見ると弁財天って書いてあります。女性の七福、神市杵島姫命さんですよね!
な~んて、物知り顔で近寄る私。
どこでもかしこでも内までしっかりのぞき込む私は、そこに狛犬ならぬ、蛇!に仰天!!
気をとり直し、右手を見ると、道真公の文字。「鏡の井」
道真公が役所に参勤の時、姿を映した井戸とのこと。。。
姿を映し込むべき覗き込んでみた。。。確かに青空が綺麗に映ってる✨
御朱印。達筆で書いてくださいました。天満宮用と京都神社用の2冊に別々にというお手間をとらせましたが。。。達筆でかっこよかったもので。。。
天満宮のほうは、神社にしては珍しく、屋号(?)じゃなくて大神のお名前なんです!!
錦市場の奥に!第2番「錦天満宮」
3月3日。菅公聖蹟二十五拝シリーズ京都編と目した3件目は、第2番の「錦天満宮」
菅大神神社からバスに乗り継ぐのももったいないと、歩いてみた!地図アプリでは約20分。せっかくだからと食べ歩きでおなじみの錦市場を通り過ぎながら。。。ちょうどお昼時で何か食べたかったんだけど。。。さすがにこの年になって、それも一人でこの時節に食べ歩きする勇気がなかったので。。。もったいなくも素通り。鰻屋さんがあって、お2階へどうぞ!ってのがあったりして、心惹かれたんだけど。。。
気が付けば、私、京都で、美味しいもの食べた記憶がない(^^; いつも神社さん巡りだけして京都離れてるよなぁ・・・なんて思ってたら、正面に鳥居が見えた!
見事な逆光っていうか、そもそもこの手前までアーケードがあって、ビルの谷間、逆光にならない時間ってあるの??って感じ(笑)
たくさんの提灯、めっちゃ、わかりずらいけど、一番下、「錦天満宮」になってる!
お出迎えしてくれたのは、小ぶりな狛犬さん。青銅製?かしら??
そして、おなじみのお牛さま。まだ咲き始めの梅を眺めるショットはちょっとお気に入りです( *´艸`)
手水舎は、美しいお花と共に。。
こちら、地下百尺から湧き出ている名水で「錦の水」と呼ばれているんですって!
立派な本殿です(^^)
御祭神 菅原道真公
11世紀初頭、菅原道真公の父親、菅原是善の旧宅「菅原院」に創建。
菅公の薨去後、嵯峨天皇の皇子源融公の宮廷、六条河原院に場所を移し歓喜寺の鎮守社として天満大自在天神をお祀りしたのが始まりといわれる。
御神徳 知恵/学問/商才/招福/厄除け/災難除け
天満宮にお参りするたびに、入口を守るこの二人。わたしはてっきり、どっちかが道真公だと思っていたが、実は、随神さまというらしい。高い教養と優雅な美貌の若相と老相が、凛とした面持ちで神社を守っているそうな。。。改めて、無知って怖いね(^^;
境内の奥にいくと、でっかい扁額が壁に!?先代さんかしらね。。。鳥居の上とか本殿の上とかにあるとわりと小さく見えるけど、こんなにおっきいんだ!って!!
…っていわれても、比較がハイカラわかりずらい!?と思って、こちらならでわの「大願梅」(この梅ににせた木の中に紙に書いたお願い事が入ってる、絵馬の梅版?)ごしに。。。とってみたけど、わかりづらい??そう、右に小さくうつりこんでる、絵馬と比較して、大きさ、感じて下さいな(^^;
小さいながらもとても手入れの生き届いた神社さんで、水のある所には美しくお花がいけてありました。心がとってもなごみます(^^)
そして、梅越しの天満宮名入り燈籠。
白梅と紅梅に囲まれたこちらは、白太夫神社
父君是善は当時の伊勢神宮外宮の神官、渡曾(わたらい)晴彦を通じて伊勢神宮に祈願。そのご神徳によって道真公が誕生。道真公の守役となって忠誠を。
せっかく梅の季節に来られたから、紅白、おさえておきましょうね~(*'▽')
もひとつは、日之出稲荷神社
倉稲玉命(うかのみたまのみこと)を御祭神とする商売繁盛の神様
「稲荷」の語源は「稲生り」で五穀豊穣を守護する神様が、現在では商売繁盛の御利益があるとして信仰されてるそうな。。
朱色まみれのなかに、お狐様もいらっしゃいます。
御朱印は、通年、書置きのみとのことでした。青墨で書かれたお牛さまがいい感じです!
道真誕生の地といわれる第3番「菅大臣神社」
3月3日。北野天満宮の次にお邪魔したのが、
菅公聖蹟二十五拝シリーズ第3番、菅大臣神社。
私的には、すがだいじん、って読みたかったんですが、かんだいじんが正解です。菅公聖蹟も「かんこう」だから、そりゃそうだと云われればそうなんですけどね。。。
バス道から、細い道を東にに入ってしばらく進むと、右手にあった。プリウスが、参道にかかってるんですけど!?
どうやら、神社さんより、駐車場のほうが、主だっているらしい???
手水舎に水はなく、ここでも、どうやったって、車がうつりこんじゃう。。
気を取り直して本殿に。
しだれ梅。咲いてたら、狛犬さんが、さぞ梅まみれでキュートであった事でしょう!
屋根に、覆いが。。。 随分老朽化が激しくて、近々、神社さんがなくなってしまうかもしれないなぁ。。。そんな雰囲気が漂っております。。
菅原道真を最新とする神社。
この地はもと道真の邸や、菅家廊下といわれた学問所の跡で、道真誕生の地とも伝えられ、産湯に使ったという井戸が保存されている。
また「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」と詠まれた飛梅の地でもある。
古くは天神御所又は白梅殿・紅梅殿とも呼ばれ、境内には本殿、幣殿ほか多くの社殿が建つ。本殿は、もと下賀茂神社の本殿を明治2年(1869)に移築したもので幣殿と合わせて八棟造りをなす。
産湯の井戸ってたくさんあるね(^^)「菅原院天満宮神社」でもあったし、この後行った「吉祥院天満宮」にもあったよ!!
そして北野天満宮の飛梅は、原種ってことだったから、こちらからうまれたのかな。。
幣殿ほかっていっても、本殿しか見あたらなかった!?っていうか、後ろの方には行けないようになってた。八棟造りって。。。まぁ、行けてもこの辺り密集してるから、見渡したりできないんでしょう。。。ケチをつけてるわけでは決して・・・汗
なんとも愛くるしいお顔の狛犬さん。右手を上げて甲の上に玉を乗せてる珍しい様式なんだって!
天満宮ならではのお牛さまは。。。ちょっと、窮屈そうね。。。
あまり広い敷地ではないようにおもったんだけど、3対もの狛犬さんがいて、それぞれ全然違ってて、お得感!?
実はバス停下りてすぐのところにこの鳥居があったみたいです(^^;
最初のもそうだったけど、こちらの鳥居の上には、っていうか、扁額の上に屋根がついてる。特徴的だわさ。。
手書きの御朱印はともかく、京洛八社朱印めぐりの一つで、これにスタンプ希望の方は、駐車場の受付まで。。。って本殿の壁に貼ってあったんだけど、その駐車場の受付も、どこが入口かわかりずらく、だいぶうろうろしても誰もいなかったので、御朱印をいただくのは、諦めました。。。残念!