makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

階段の先に「廣島東照宮」

 先日名古屋で初めて東照宮に参拝し、全国47社が加盟している「全国東照宮連合会」に名前を見つけた「広島東照宮」、今回の広島遠征の行き先は早々に決まった。

場所とか調べる際に口コミで「階段はつらいけど・・・」ってのがあって、覚悟はしてたけど、目前に見えたその姿に、「まじか!?あれか!!」とつぶやかずにはいられない(笑)まあしかし、踊り場を挟むことなくただまっすぐに伸びるその姿に、潔さを感じるのである。

 

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午後になっても空が青くて美しい。

 

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 階段の先にそびえるは広島市指定重要文化財の「唐門」と「翼廊」

 

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三つ葉葵の御門がひらめく東照宮は、もちろん徳川家康公をお祀りする神社です。

 

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こちら広島東照宮のご由緒は

徳川家康薨去後33年忌に当たる慶安元年(1648)、広島東照宮は、時の広島藩主浅野光晟(みつあきら)公により、広島城の鬼門(北東)の方向に当たる二葉山の山麓に造営された。

光晟公の生母は、家康公の第三女、降姫(ふりひめ)であったことから、祖父家康公のご遺徳を敬慕すると共に、城下町の平和を願って神霊を祀った。

社殿は、「二葉山山麓に位置し、観望の美麗なるは、毛利氏広島に築城以来、第一のもの」と云われていたが、昭和20年8月6日の原子爆弾の熱風により、檜皮葺本殿、中門、瑞垣、拝殿は焼失した。

現在の社殿は、昭和40年4月、家康公薨去後350年祭を記念して再建されたものである。

 そうだ、広島には原爆が落ちたんだった。。。唐門や廻廊、神輿庫、手水舎は大破し傾く。。熱風によりってのが。。。

 

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朱色輝くきれいな唐門に左右には、こんな彫刻が。。

 

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そして、裏側は、こちら。。。

 

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木で彫ってあるのよね。。。。美しき職人の技。でも、ちょっと、遠くてよく見えなかったりするのが残念だ。

 

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4月11日は、春季例祭のひに当たっていたらしく、そのためかどうか、ちびっこのお宮参り(?)みたいな感じの家族の方が結構いらして。
 

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お詣りしたちょうどこの時にも、中で御祈祷が行われておりました。

 

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石灯籠にも三つ葉葵の御紋があって、なぜかテンションが当たります⤴⤴
そして梟の彫刻があるのは、「森を大切に フクロウはみています」っていうことらしく、東照宮の森には昔からフクロウ科の鳥が生息し、一晩中「ホーホー」と鳴き声が聞こえるそうな。そしてこの木のほら穴(樹齢約80年、高さ8m)には毎年、梟や青葉ずくが産卵し、2羽位の雛を育て、多くの若鶏が巣立ったそうな。が、平成18年の春に突然木が枯れて伐採「梟の巣穴」として保存しました。 との事。

突然枯れたってのも、鳥たちは何処に行ったのか?ってのも、心配ですね。。。

 

東照宮本地堂

当初徳川家康公の本地仏(「日本の神は仏が姿を変えて現れたものである」その神の本来の姿を神社に祀る)である薬師如来を祀るが明治以降は神輿舎に転用。

しっかりとのぞかせていただきました、が、よく見えませんでした。。

 

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そしてなぜか釜がある!?「東照宮ジャンボ釜」というらしい。。

容量はドラム缶約12本分の2160リットル、重さは1トン。そしてなんと、大晦日と元旦にはジャンボ釜雑煮がふるまわれる!? なんと!現役とな!!(まことか??)

「まわし形という手法で方が作られ鋳造」されたらしく、「今ではこの技法を伝える人は無いと云われる」そうな。。。「かつて全国で風呂釜の8割を生産して鋳物王国と言われた広島の伝統を伝えるため市内大和重工(株)で復元されて昭和61年に寄進された」

・・・なるほど。広島県伝統の象徴というわけですね・・・

 

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 こちらが本殿とおもわれるのですが。。。参拝の方(?)の車がびっしりと停めてあって、いまいち、近づけなかったのですが、この朱色はやっぱいいです!

 

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七福神の「福禄寿」さまがお祀りしてあります。

広島二葉山山麓七福神めぐり。2時間くらいで回れるそうですが、これは次の機会に。。。ということで。。福は幸福、禄は高禄、寿は長寿。三徳を兼ね備えた神様ということで、徳をさずかりたい!と、もちろんお詣りさせていただきました。

 

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赤い鳥居は、稲荷社の印!?拝殿でお参りを済ませた後に御朱印をいただいたのですが、境内社の稲荷神社のもいただきました・・・けど、「安産祈願」私にはとりあえず無縁だわ。。。と思っていたのですが。。。

 

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 ん?私がいただいた御朱印は稲荷社だけど「金光稲荷神社」だった!なんだ、この先じゃん♪♪と気付いてしまったのが、運の尽き!?「金光稲荷神社編」につづきます・・・

 

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東照宮の拝殿横で、東照宮、金光稲荷社、福禄寿。3種の御朱印がいただけます。福禄寿さまは見送ったので、ひとまず、東照宮御朱印がこちら。春季例祭のせいか、コロナ禍のせいか、書置き分ってのがちょっとだけ、残念。同じなんですけどね。。

 

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所在地 〒732-0057  広島県広島市東区二葉の里2-1-18 MAP
交通アクセス (1)車:広島駅新幹線口から 3分 / 山陽自動車道 広島IC又は広島東ICから 20分
(2)電車:JR広島駅(新幹線口)から 徒歩8分 / 東照宮入口バス停留所から 徒歩5分