makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

第6番「與喜(よき)天満神社」にお参りしてきた

令和4年11月、秋。去年は京都に行ったから、今年は奈良に行こう!奈良の人気の神社を検索すると、長谷寺が出てきた(いや、寺だし。。。)。JRのお出かけ切符にここへの切符もついてたっけか??ってグーグルマップを開いたら、ピンがさしてあった。

ファイルの名前は菅公聖蹟二十五拝(かんこうせいせきにじゅうごはい)。

京都から九州(大宰府)まで菅原道真を祀る天満宮の中から、由緒深い25社を選んで順拝する風習で、明治には庵、松浦武四郎なる人が25社を選んだ双六を作ったのが始まり。っていう、あれである。

春に九州行ってから、もう、へき地(ライブが行われるような都市部ではないという意味)しかないんだよな。。。と思ってたからこれ幸いと、目的地に設定した。

 

第6番 與喜天満神社。 

なんて読むんだ?こう・・・・き???いや、「よき」である。与の旧字体か??

よき。。。良き天満神社。。。良きである(^^) なんてダジャレ言ってたら、実は正解!!(笑)そのあたりは後程。

 

長谷寺駅から下ってきて、門前町に入ると。。。。この正面に見えるのが与喜山。

御神体山、日本で最初に太陽が昇る山。この中腹に與喜天満神社があり、神社を含めた山全体がパワースポットとして有名だとか。。。

 

 

突き当たると、大階段の奥に鳥居が見えます。長谷寺へ参拝する方はここを左手に折れるのですが、私の第1目的地は、奥の神社。

 

 

初瀬川にかかる天神橋を渡っても、まだ鳥居はさらなる階段の先。。。

 

 

やっと鳥居前の到着です。でも、ここからまだ倍ほど、階段を上るのですが。。。 

 

 

手水舎に到着。

徳川三代将軍徳川家光よりは世辞本堂の大改修の時に寄進されたそうな。

本居宣長(誰??)、そして彼が最も尊敬していた俳人松尾芭蕉も、この手水鉢で心身を清められたとか。。。

でもね、平日の早朝。お水は流れてなかったよ。。。あ、でもね、狛犬さんのところには油揚げがおまつりされてたから、毎日、お手入れ(?)はされてるようです。。。

 

 

立派な石垣が、なんかかっこいいですよ。山の中腹、苔むした感じにテンションup。

 

 

狛犬さんに至っては、すっかり苔むしてます。日本最古の天神様だそうです。

 

 

寛平の頃(890年頃)この山に一人の樵夫が與喜山で仕事をしていた時、彼の小屋に誰かが「これを祭れ」といって何かを投げました。 そこには木像が落ちていました。 樵夫はその頃、長谷寺菅原道真公が参詣に来られていたので、その像は公の御作として、大切にお祭りしました。 その像が神社に現存する木造神像と伝えられています。

また、この初瀬の里に神殿太夫武麿という修行を積んだ高徳の人がいました。 天慶9年(946年)の9月18日の明け方、武麿は高貴な老人の夢を見ました。2日後の9月20日、ふしぎなことにこの武麿の自宅の前の石の上に高貴な翁が座っていました(現在の切石御旅所の地)。 翁が長谷寺へ参詣に向かうと武麿もついて行きました。 翁は川で禊ぎを(現在の中の橋詰め御旅所の地)された後、十一面観音を参り、瀧蔵権現に参ると、急に黒雲が湧いてきてその翁を包みました。 すると、翁は立派な衣冠装束姿となり「私は右大臣正二位天満神社菅原道真」と名乗り、「私はこの良き山に神となって鎮座しよう。」と語って 言葉の通り神鎮まりました。 これが與喜天満神社のはじまりです。 與喜という神社号は、瀧蔵権現が道真公の神霊に「良き地」だとおっしゃったことから起こりました。 「吉のお宮」と呼ばれるゆえんです。

天暦2年(948年)7月、武麿は神殿を建立しました。 これが與喜天満神社の創祀です。

 

めっちゃ、なるほど~。なんだけど、全く持ってうまくまとめることができなかったので、ホームページから全文いただきました。。

あと、道真公のご先祖様が初瀬、出雲のご出身とか。。。

 

 

立派な塀にかこまれて、中をうかがうことができません。ごめんなさい。お行儀悪いと思いながら、木の間から、覗き込みます。

この中に重要文化財木造天神像がおさめられているのでしょう。。。

 

 

道真公の天満宮ということとともに、この地は、天照大御神が天上から初めてこの世に降臨された聖地だとか。。

 

 

で、この看板↑を抑えてるわけだけど。。。。言い訳します!トイレに行きたかったんです。。でも周りにトイレがなくて、気もそぞろで。。。。こちらに天照大御神おりてこられたのね??で、これが、神主さんの靴の形の岩ね。。。。って全体をとらえてないという始末。。。あ、お詣りは後ろの岩戸含めてこっち向いてしたから、大丈夫!・・??

 

 

なんかね~、石がいっぱいあって、これは夫婦岩らしい。。。社務所のとこにもあったし、階段途中には夫婦杉なるものあったし。。。。仲良しでいいわねぇ。。。って感じ。一応、遠いところお参りに来たので、結構ぐるぐる見回りました(^^)

 

 

そして、撫で丑

え??これ??ってちょっとびっくりする小ささだったんだけど、大きさじゃないです!!

 

 

鳥居から、本殿までの中間地点くらいかな。。。夫婦杉があって、そこを右奥に進むと。。

 

 

右手には磐座があり、階段がつらい人は、こちらからお山をお参りしてください。っていうことらしいです。

 

 

そのさらに奥に、末社八王子社です。天照大御神素戔嗚尊との誓託によって、お生まれになった八社の神をまつる神社。

霊験あらたかです。。。

 

 

ちょっと下ると、與喜寺跡。敷地は広くないんだけれど。。。。一休みできそうです。

 

 

さらにそのちょっと下には、お稲荷様。立て看板が倒れてたので、勝手に木にもたれさせちゃいましたけど。。。罰当たりでありませんように。。。

 

 

こちら、天神橋から鳥居の間にある社務所。こちらで御朱印がいただけるということなのですが。。。御用の方はインターホンでお知らせください。ってインターホンならないし。。。ポストに郵便がたまってるから、今はもう、やってないのね。。。残念!

 

 

天神橋から眺めると、奥に、長谷寺の屋根が見えてます。。。。遠くない?(^^;

 

 

最後帰り道。門前町の最初のほう(駅寄りの方向)にある、石切御旅所

お参りする前に、見つけてはいたんだけど、御旅所ってなに??まぁ帰りに寄りましょ!ってことだったんだけど。。。

御旅所・・・神が巡行の途中で休憩または宿泊する場所

こちらは、初めて神として影向されこの石の上にお座りになった「切石」だそう。

お守り売り場とかもあるんだけれど、ひとけはない。。。残念。

 

 

25中の16件目。第6番與喜天満宮。無事、参拝完了です!!

住所 〒633-0112 奈良県桜井市初瀬14

アクセス 近鉄長谷寺駅下車 徒歩約20分。