makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

突然の途中下車からの 第14番 綱敷天満宮

菅公聖蹟二十五拝シリーズ。

菅公聖蹟二十五拝とは、京都から九州(大宰府)まで菅原の道真を祀る天満宮の中から、由緒深い25社を選んで順拝する風習で明治に入り松浦武四郎なる人が選んだが25社を選んで双六を作ったのが始まり。だそうな。。。

7月7日。ここに寄る予定は全くなかったので、兵庫県用の御朱印帳しか持って出てなかったのに。。。久々のお出かけと久々の外ビールに眠気が差し、ひと眠りのつもりで乗った快速電車。気が付けば、須磨で途中下車していた!?

 

第14番 綱敷天満宮。降りしきっていた雨も小降りになり、須磨駅から歩く事10分程度。。。目に入ってきたのは、ファンキー(?)な看板でした(笑)

 

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波乗り祈願て!!(笑)まぁ、ふと目線を南にやると、コロナ禍がなければ、海水浴客でにぎわっているはずの、須磨海岸が広がるわけで。。。あれ?サーフィンもできるんだ!!

 

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中にある像の説明書きを読みますると、別に波乗りさん(サーファーさん)の安全を祈願するというものではないようで。。。

「波乗り祈願」とは、成功を収めるために、うまく時流の波に乗ることを祈願するものです。

決して自分本位な行動をとるのではなく、時を読み、流れに逆らわず、自らの平衡感覚によって状況に適応していくことが、人間が生きて行くうえで大切だと思います。

綱敷天満宮の近くには、古くから風光明媚な景勝地として親しまれている須磨の浦があります。今も、夏になれば、須磨海岸には、多くの若者や家族が訪れ、賑わいます。

この像は、時代の荒波に乗り、一人でも多くの方々が幸せになることを願い、須磨の海でサーフボードを抱えるよう庄司会の菅原道真公をモチーフに建立しました。

ずばり、時勢の波に乗り、夢が叶う事を祈願 という事らしい。「波」をうまくとらえてますね、座布団1枚差し上げましょう(笑)

 

・・・というのはさておき、綱敷天満宮さんです。

 

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また入口を間違えたようで、帰りにとったこのアングル。。。グーグル地図じゃ、上の看がある角を左に曲がって、現地との表記があったのよ。。。まっすぐすすんでたらちゃんとこちらの正面からお詣りできたのにね(T_T)

 

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赤い鳥居と、石の鳥居。どちらもありましたよ~。私は赤い方からお詣りしたのですが、目に飛び込んできたのは。。。

 

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三重塔ですね。あ、今、コロナ禍で、どこも御手水は閉鎖されてます。右側に写ってるところがそうなので、やはり、私は入口を間違えた💦(石の鳥居が画面右につながってるので。。。)

梅の御紋をみるのも、お久しぶりです。。。で、通り過ぎようとするとこれまた不思議な光景が。。。

 

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あら、かわいい。。。これね、所に寄ったら灯篭だったりするのかな?ご寄付(?)頂いたら、こんなにかわいい姿になるみたいです( *´艸`)

 

で、お参りを無事済ませるんですけどね。。。心惹かれるものが周りにありすぎて、ご本殿のお写真を撮るのを忘れたんですよ。。。神様がいらっしゃるから本来撮影していいかどうかは難しいところなんですけどね。。

 

そう、気になるものとは。ちょうど、狛犬さんと並んでこしかけが二つ。。。

 

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なすのこしかけと綱敷の円座

願いを叶える「なすのこしかけ」・・・「なす」の花はひとつの無駄もなく身を結び、また「成す」とごろが同じ処より、努力はむくわれ、願いが叶えられるという縁起をふくみます。「なす」に腰かけ、本殿に向かって願いを込めれば、どんな願いも叶えられます。

 ・・・雨が降ってましたので、おなすさんが濡れてたし。。。お詣りすでにすませたし。。。なんだか、だじゃれ(?)がお好きな神社さんですね💦

 

綱敷の円座・・・綱敷天満宮の名前の由来は、菅原道真公が大宰府へ左遷される途中、須磨の浦で嵐に会い、一時上陸されたおりに、須磨の漁師たちが松の陰の下に綱を渦巻き状にして円座を設け、道真公にお座りいただき、丁寧に歓待申し上げたことにあります。

「綱敷の円座」は、綱敷天満宮の由緒でもある綱でつくった円座をモチーフにした縁起像です。ここに座り、精神統一しながら道真公をお偲び申し上げる事で、ご加護を得ることができます。

 お~。ついに、道真公が登場しました!!・・・今度晴れた日に、菅公聖蹟二十五拝シリーズの御朱印帳を持参のうえ、参拝させていただきます。その時に、左右にしっかり腰かけさせていただきます。。。。

 

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 ちなみに、狛犬さんも、こんなにご愛嬌のあるお顔。。。気分もそぞろになるわけです。。。

 

で、天満宮と言えばお牛さま。もちろん、狛犬さんと同じく本殿前にいらっしゃる。

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さらに、古いお札などを収めるところの両脇に

 

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いや。。。さすがに、それは、多すぎやしないかい!?(^^; いや、もちろんいいんですよ。「子どもたちが小さいときから動物をかわいがり こどもたちが作文や習字が上手になるよう願いをこめて」あるのなら、なおさら、ステキ✨にまちがいないです!!

 

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最後に、天満宮には写真の神鏡が納められてるそうなんですが。。。これを納めた(?)武四郎さんなる人は、菅公聖蹟二十五拝にたくさんゆかりのある人であるらしい。。。へぇ。。。

 

 

で、内容ありすぎる綱敷天満宮御朱印は月替わりのスタンプつきとのことで。

 

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2020年は干支シリーズという事で、ねずみから始まって7月は馬。飛翔。シリーズ中にまたこれるかな?いや、いっそ、来年以降のが逆によさそう!?

そのほかにも書置き版で、見開きでキュートなイラストつきのとがかたくさんあって、どうしようかと悩んでしまいましたが。。。そして、おまけもいただきました。

 

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とてもとても、内容の濃い、菅公聖蹟二十五拝 第14番 綱敷天満宮さんでした。