makiのきまぐれ御朱印旅

御朱印ブームにのっかった神社やお寺のお詣り記録です。

5月3日、住吉大社で「初辰まいり」に挑戦!?

以前、住吉大社のことを調べていたら、『住吉大社といえば 商売発達・家内安全のはったつさん」』というフレーズを見つけ、月に1度、4社で御朱印を頂ける日。ということが判明した。本来は御朱印じゃなくて、毎月4社をお詣りすることを4年で願いが叶いますよ!!っていうことらしい。でも、毎月、それも4年間なんて無理無理!!

せめて、御朱印でしょ~っていうことで、ちょうど大阪に出る日と初辰の日が重なった5月3日にお詣りしてきた(^^)

 

初辰まいり

初辰とは、毎月最初の辰の日のことです。この日に参拝すれば、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されています。そして4年を一区切りとして、48回参拝すれば、満願成就となります。これは、四十八辰、つまり始終発達するという意味から来たもので、4年間月参りを続けられるというのは、それだけ無事発達しているということでもあります。

 

お詣りには巡拝ルートというものがあるそうで。いただいたパンフレットに書かれています。

「種貸(たねかし)社」「楠珺(なんくん)社」「大歳(おおとし)社」、三つの「御社」で祈祷を受け、稲種引換券をいただく。

翌月の初辰日に「種貸社」で前月もらった引換券を「籾種(もみだね)」に交換。そして「南珺社」で籾種を「稲穂」に交換。「朝沢(あさざわ)社」を経て、「大歳社」で稲穂と交換に「御神米(ごしんまい)」を授かる。という流れ。

ちなみに住吉大社の「御田(おんだ)」で収穫された「御神米」は、一粒万倍日にご飯に食べていただくと、ご利益を授かるといわれています。

承知いたしました!

でも、今回は、ルートに添ってお詣りだけさせていたくこととします!(*'▽')ノ (つまるところ、初辰まいりではない!?笑)

 

 

住吉大社さん、一宮の左手の門から進みます。最初に道に迷わぬよう、ルートが記してありますが、結構歩くので、たどり着くか若干不安。。。でも参拝者駐車場と思われる先に、ちゃんと鳥居が見えました(^^)

 

一番参り-元種を授ける神

貸種社 御祭神=倉稲魂命(うがのみたまのみこと)

資金調達子宝・知恵

初辰まいりで、「願いの種」を授かります。御祈祷した「お種銭(おたねせん)」を授かり、これを商売などの元手に加えて、資本充実の祈願をします。また種を授ける神として子宝祈願の崇敬も厚い。

 

最近新しくなった?っていうくらい、とてもとてもキレイな神社さんでした。

手水舎が、一寸法師!!( *´艸`)

 

 

なんか、住吉大社さん、一寸法師発祥の地 らしいです!?でっかいお椀と顔出しボードに笑えます。

 

 

こちらの狛犬さん、背中に子供が!!じっくり拝見、話しかけたかったんですが、そんなに広くない境内、参拝の行列の波で、変な人にはなれませんでした(T_T)

 

 

灯篭に、打ち出の小づち!に米俵! 可愛すぎるんですけど~(*'▽')

 

 

その他、お賽銭箱の上に立派な木彫りの宝船(?)みたいなのがあったり、本殿も、とても新しく美しく。。。また人手が多くなさそうな普通の日に参拝したいな~と思うのでした。行列まみれは、神社さんの雰囲気を堪能できません(T_T)

裏側に回ると子宝の神様とか、結構イロイロありましたが、次回のためにと今回はスルー。ごめんなさい<m(__)m>

 

地図で見ると第一本宮の裏手側みたいだから、種貸社からは結構歩きます。赤い幟がたっくさんはためいて。。。お社を見ることなく、行列の最後尾につくことになる。。。

 

二番参り-「願いの発達」を祈る

楠珺社 御祭神=宇迦魂命(うがったまのみこと)

家内安全、商売発達

毎月授かる「招福猫(しょうふくねこ」は奇数月は左手を、偶数月には右手を挙げた子猫を毎月集め48体そろうと、満願成就の証として納めていただきます。そして一回り大きな招福猫と交換してもらい、今後のご繁栄を祈願します。

 

この楠は神木なんでしょうね。。。いや、赤い幟、はためきすぎッて!!

 

 

あ、お社、ここにあるのね。。。。歩いてきた方向でっかい楠の向こう側に鳥居がみえて、あぁ~ここなんだと知る。。。売店(じゃないわね・・)でみなさんキュートな招福猫を頂いておりましたが。。。

5月は奇数月、左手の招き猫。人を呼ぶ。。。お店やってないから、スルーかな。。。ってか、お守りとか、私、整理できないんです( ;∀;)

 

で、行列のせいで、順序が逆になってしまった手水舎には、勇ましい竜がいました!

 

 

そして次のお社は、住吉さんの東の石門の外に出るようです。。。おもいっきり住宅街を通り抜けます。。。

 

三番参り-女性の守護神

朝沢社 御祭神=市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

美容・芸能、機転・愛想

「芸事や美容の願い」に服を授かります。住吉大社の弁天さんとしても親しまれております。女性の守護神としても知られ、住吉大社参拝の際、女性は必ずお詣りするのが習わしです。また芸能上達のご利益から、芸人や職人の方々の崇敬も厚い御社です。

 

そっか~。わりと狭いところに、行列ができてて。。。さっぱりわからなかったんですが、弁天様だったのね~。

道路から階段を下りながら通る鳥居なので、随分と背が低くて不思議な感じです( *´艸`)

 

 

種貸さんと、楠珺さんの手水がすごかったので、もしやこちらも?って期待したのですが(^^; 犬かしらねぇ・・・と思えるような石と、「犬の引き入れ禁止の張り紙が、なんか、おかしかった。。。

 

 

杜若(カキツバタ)が有名らしいです。まわりの池が浅沢池と呼ばれ、奈良の猿沢・京都の大沢と並ぶ近畿の名勝であったとか。。。

    住吉の浅沢小野の杜若

      衣に摺りつけ着む日知らずも   万葉集

美しく咲き乱れる杜若で歌人たちに愛され、万葉集にをはじめとする多くの歌集にその名をとどめている。

しかし昭和に入って、浅沢の清水も枯れ、杜若に代わって明治神宮の花菖蒲が移植されていたが平成9年地元の強い要望を受け、沢に新しい水流を加え、各地の原種の杜若を集め、住吉区区民の花の由来となる「浅沢の杜若」を復活できた。

いや~ん。お水、枯れてますけど( ;∀;) 5月にしては、暑すぎる日が続きましたから。。。汗

 

 

そのまま奥に進むと、すぐに到着します!

 

四番参り-願いを成就

大歳社 御祭神=大歳神(おおとしのかみ)

集金満足、諸願成就

御祈祷を受けた方に授ける、小石に「大」と書かれた「大歳石守(おおとしいしまもり)は集金のご利益があります。

 

大歳神さまって、年神様のこと??新年に福をもたらすという。。。?

いや、住吉さんのパンフレットには収穫の神って書いてあるし、幟のご紋も稲穂だよね・・・神様って、難しい(+o+)

 

 

本殿の隣には、「おもかる石」←伏見稲荷でやったやつ!!があり、そちらにも行列ができておりましたが。。。行列に疲れた私は、辰の日じゃないまた別の日に来た際に・・・などと思うのである。。。

そういえば!初辰まいりの幟、楠珺しゃの赤いのばっかりめだってるけど、ここにもあるので、ちゃんと撮っとかないとね📷✨

 

 

たくさんのお詣りされる人に紛れ、写真を撮りまくる私はちょっとした非常識人!?なのかなぁ。。。などと思いながら。。。また、人が多くなさそうな時にまた来ようと思うのであった。

 

 

御朱印は、住吉大社さんの社務所(?住吉さんの御朱印もらったのと同じところ)でいただけます。初穂料は各500円。書置きタイプですが、用紙(?)に1枚1枚手書きされたであろうものでした。

 

住所 〒558-0045 大阪市住吉区住吉2丁目9-89

アクセス 南海本線住吉大社駅」からヒガシヘ徒歩3文

     阪堺電気軌道路面電車) 阪堺線住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ

 

住所アクセスは、住吉大社と同じにしてます。

若干、スタンプラリーと化してます(^^; が、行列にちゃんと並んで、平和と、自分と家族の健康、をちゃんと祈ったんだから、いいことにしてください<m(__)m>